バルブクリアランス調整(タペット音対策)その1

この記事はもともと、2021年7月に、書きかけたまま置いてたものです。
(いい歳のおじさんがネトゲにハマってしまい、ブログの更新が出来てませんでした・・・。)

さて、カタカタとタペット音らしきものが出るので、調整してみます。
必要な工具はこの2つ。

工具が揃ったら早速計測したいところなのですが、例によって圧縮上死点にした状態で行う必要があります。

Lクランクケース側のキャップは10mmの六角レンチで開けます。

ちょっと写真を撮るのを忘れましたが、14mmのソケットレンチでクランクシャフトを回して・・・

覗き穴からTマークが確認できる場所が圧縮上死点です。

シックネスゲージを差し込んでチェックします。

(ここからは何度も行ったメンテの記録です)

バルブクリアランスですが、メンテ前にシックネスゲージでチェックしたところ、吸気側0.1mm、排気側0.08mmになってました。

1回目のメンテ後 吸気側0.1mm、排気側0.1mmで調整。いずれもメンテナンスマニュアルどおりに、抜く時に硬めではあるが少し引っかかる程度に調整。
結果、悪化。音は変わらず。一方で馬力が落ちたのか、加速が明らかに悪くなった。
ひょっとして、規定の圧縮を出すために(シックネスゲージのようなものではなく、おそらくちゃんと機械で圧のチェックをしてると勝手に推察)、出荷時に0.08mmあるいはそれ以下に設定されてたのでは?

2回目のメンテ後 吸気側0.1mm、排気側0.08mmん。
これ、はじめはすごく調子が良かったです。異音も明らかに減ったが5~6km運転するとまた不調に。帰宅してチェックしてみる(もうこの時はレッグシールド外さずw)と、いつの間にか排気側が0.1mmになってました。

3回目のメンテ後 吸気側0.1mm。ただし、0.1mmはなんとか、かろうじて入る程度にきつめに調整。
1回目にした時のメンテ基準で言えば、0.08mmが少し引っかかる程度の調整。排気側は0.08mm。どうやっても0.1mmは入らない調整ですが、これがバッチリで音はだいぶ静かになりました。
(タペット音が無くなってはいない・・・)

あ、この時ついでにプラグも交換してみました。なんとなく・・・。

ま~少しは減ってるんですかね。

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