カブのリアボックス、とうとう4代目に更新(ケーターのアーバンボックスをクロスカブに取り付けた)

私はカブのリアボックスにこだわりがあります。

というのも、バイクを色々物色してたんですが、荷台が水平のバイクって全然(今は)無いんですよ。

つまり、カブをカブたらしめてる要素の1つが、この「水平の荷台」だと思うのです。そして、水平の荷台はまさに「リアボックス、好きに付けていいですよ」というホンダからのメッセージと読み取れるわけです。(勝手にそう考えてますw)

ということで、過去に、4回もリアボックスを付けてるわけですが、やはりもうちょっとこだわりたくて、この度、ケーター(ケター?)のアーバンボックスに更新することにしました。

ケーターのアーバンボックスを選んだ理由ですが、それはまた後日として、取り付け方のおさらいをしてみたいと思います。


まず、何はともあれ、ホンダの純正ステーを買います。

使いづらい部分も多々ありますが、ホムセンで同等のものを揃えるとなると、結構苦労しますので・・・。

ちなみに、純正ステーには、ボルトが4本付いてるタイプのものもありますが、そちらは私は買いません。4点留めとなると、巨大リアキャリアを好む私からすると不安だからです。

そして、最大の特徴がこれ!

ホンダの純正ステーセットには、穴あけ用のガイド紙がついてます。

これを上記のように、養生テープでリアボックスにくっつけた後、キリ等で穴あけのための印をつけるのです。

※紙は再利用するので、湿気などを吸って縮んでしまわないように、丁重に保管しておくことをオススメします。

なお、これが非常に重要なのですが、穴あけの位置は、リアキャリア側から見た時に、側面ギリギリの位置に調整する必要があります。ガイド紙しか意識していない場合、

この赤線のところにリアボックスが来ることになり、背中が当たります。Youtube等を見ていると、やり直しをしている人がかなりいます。私も、初めてこのガイド紙を使った時は失敗して穴を開け直しました。


キリで穴あけ位置に目印を付けた後、ドリルで穴を開けていきます。ホムセン箱はまず材質がポリプロピレンであるため、やっすいドライバーでも全く問題ありません。

こんな感じで穴を開けることになります。

それにしても、ケーターのアーバンボックスがやりやすいのは、組み立て式であるため、底面の作業を先に行ってから、組み立てが行える点です。

組み立てて、ボルトで留めるとこんな感じです。

ちょっと、脱着可能にしたかったのですが、そこは時間も無くてあまりうまくいきませんでした。

また、穴の微妙なズレ(数ミリ)のせいで、ケーターのアーバンボックス底面にある段差にネジ山がひっかかってしまってます。(固定としては問題ないですが、谷にボルトの山を落としたいところです・・・)

ということで完成するとこんな感じです。

ケーターアーバンボックスの重さですが、5.2kgなんですね。がっちりしてるので重いですが、スタンドを立てた状態でも後輪が地面についていないのが良い感じです。


さて、カブに巨大リアボックスを付けた時の心配事が「車高が高い車やトラックから、テールランプが見えるのか」という点です。

これについて、目視で大丈夫そうなのは確認してましたが、実際にどれくらいの距離なら大丈夫なのか、計算してみました。

懐かしい三角関数です。

角度と高さが分かれば、必要となる距離が分かります。ちょっとハイエースを中心に書いてありますが、10トントラックも、私の通勤経路では走ってたりするのと、おそらく一番アイポイントが高いのがこれなので参考として追加しました。(ハイエースの車高を書いてある図を加工したくなかったので、トラックの位置がだいぶ後ろに見えてます)

図を見れば一目瞭然かと思いますが、ハイエースは車間距離が3.57mあれば、テールランプは見えることになります。10トントラックの場合、6.59メートルです。

なお、交通事故弁護士ナビ

https://jico-pro.com/magazine/103/

によると、制限速度50kmの一般道の場合、一般的に後方車両が取るべき車間距離は、走行速度から15を引いた距離が安全とされているようで、適切な車間距離は35mとのことです。

【後日追記】

ケターのアーバンボックスですが、2022年の台風14号(ナンマドル)が来た際、結構風が強い中、通勤する必要がありました。で、強風を受けて蓋が開いてしまい、そのままヒンジ部分ごとちぎれてしまいました・・・(;´・ω・)

ポリプロピレンなので、ネットを参考にホチキス針(鉄筋のような効果)などを入れつつ、ハンダや工業用ドライヤーで溶着を試みたのですが、ヒンジ部のように強い力が必要になる部分はどうやっても修復できませんでした・・・。

また、手元にある丁番を使って、取り付け直そうかとも思ったのですが、蓋の開く角度的にどうも無理がありそうでした・・・。

↑おそらくこういう上蓋用のステーが必要なのかと思います。さてどうしたものか・・・。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. タトラ より:

    はじめまして。
    カブにホムセン箱を付けるにあたって検索しているとこちらにたどり着きました。
    いろんな箱を長期に亘って試されているので大変参考になります!
    私のCT110にもすでにホムセン箱を付けているのですが、仰るようにサイドは垂直のほうが良いですよね。
    こちらのブログを参考にアーバンボックス76Lをポチりました。防水だそうです。
    これにスガツネの金具を使って脱着式にしようかなと。フタはパッチン錠で留める予定です。ありがとうございました。

    • タトラさん、はじめまして!
      ホムセン箱にはロマンを感じておりまして笑、ずっと試してますので、ご参考になれば幸いです(*^_^*)

      そうなんですよ、サイドは垂直の方が絶対良くて、ケターのアーバンボックスも非常に気に入ってたんですが、雪の日にズッコケた際に修復不可能なくらい大破してしまいまして(;´・ω・)
      今は、

      ↑これを使ってます。(とうとう漬物容器になりました笑)
      だいぶ小さくなってしまいました。そして垂直でも無い(傾斜は緩やか)んですが、候性のあるポリエチレンですし、軽くて丈夫なので気に入ってます。
      タトラさんのホムセン箱、見てみたいです!いつか気が向いたら是非よろしくお願いしますm(__)m