いきなり結論からですが、自作の巨大リアボックス(100Lオーバー、135L)の取付が無事に完了しました!
例によって、でっかく見えますが・・・
こうして、街中で停まってると、別にリアボックスの違和感はないです。やっぱりカブのいいところはこういうことかと思います。
さて、取付に至った経緯ですが、私はカブの最大の特徴は「水平の荷台」にあると思ってます。この荷台こそがカブをビジネスバイクの金字塔たらしめており、まさにカブの存在意義そのものと思ってます。
そのため、今回、普通のスーパーカブ110を購入するにあたっては、ずっと前(それこそ半年以上前)から、可能な限り巨大なリアボックスを取り付ける構想を抱いておりました。
カブのリアボックスの選び方ですが、まず、要件を整理する必要があります。
1 安価であること
2 軽量であること
3 横幅や長さが妥当な範囲(特に幅は、バイクの横幅を絶対に超えたくない)かつ、その一方でちゃんと高さがあること(理想は人の背中ぐらい高さがあるものです)
4 側面が垂直であること。
5 蓋にヒンジ(丁番)を付けることが可能であること。
6 無骨であること。(私の好み)
およそこの6点です。
まず、1と2ですが、この要件を満たすことができるものはポリプロピレン製のものに自ずと決まってきます。
しかし、3と4が困難を極めました。
前回、トラスコ中山のODR-04Dを取り付けたのですが、これ以上大きいものは、なかなかありません。
また、
これもよく見かけるのですが、側面が垂直ではないです。しかもODR-04Dより容量も少ない・・・。
結局、行き着いたのがこれです。
サンコーのTP465Lです。
1,2,3,4、6の要件は満たします。 5については、TPO-460というものがあり、これが適合しそうでした。(蓋については非常に悩みました。本体が安いのに蓋が結構高い気がしたので、木の板か何かで作ることも考えたのですが、軽量さを優先しました。)
また、コンテナの蓋をヒンジで取付できるかどうかは、この時点では分からなかったのですが、過去の経験から、おそらく、コンテナタイプのものは基本的によく似た構造になっており、まあ今までやったことは無かったですが、このBLOGが比較的丁寧に解説してくれてましたので、これにヒントを得て、なんとかいけそうだなと思い、購入することにしました。
さて、TP465Lですが、容積は135Lで、
670mm(長さ)×503mm(幅)×473mm(高さ)mm
となっております。あれだけ大きいと思っていたODR-04Dは86L、
635mm(長さ)×440mm(幅)×435(高さ)mm
です。
ODR-04Dですら、長さがギリギリ感があったので、さすがに今回はリアボックスを補強するステーを取り付けることにしました。
また、事前に調べていると、TP465Lは底面が「TPタイプ」と呼ばれるもので、升目状になっているようでした。
これらから、ただの金属ステーよりも「ステーの厚み」が稼げるため、金属の厚みのみで強度を稼ぐものではなく、凹状になっていることで強度を稼ぐことが可能となる「ステンレス柱」をステーにできそうだと結論付け、
ハイロジックのステンレス支柱 600mmを2本買いました。
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モノが届いて、底面から見るとこんな感じです。(溝にハマってる感じになります)
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