6万キロも乗ると、やっぱりタペット音がだいぶうるさくなってきてまして、タペット調整いくらしても直らないんですよね。
で、色々調べてると、〇山モリブデンというものに行き着きまして、バイクにも〇山モリブデンが効果があるとかないとか。なんでも加速がスムーズになって、音も静かになるとか。一方で、速度が伸びにくくなったとか。色んな情報があるわけです。
Youtubeとかにも色々と動画も上がってまして、そのなかで非常に興味が湧いたのがこれ。
これを見るとどうしても自分でやってみたくなりまして・・・なにより、
・〇山モリブデンは高い。
・〇山モリブデンの説明書きに書いてある(うろ覚え)「特別な配合」「皮膜を形成し・・」の文言。皮膜を作るのがモリブデンなら別になんでもいいんじゃ?みたいな。
で、早速買いました。二硫化モリブデン入りグリス(左のビンは家にあったものです)
ただまあ、買ってから知ったのですが、有機モリブデンの方が熱耐性があるそうで、二硫化モリブデンはあまり向いてなさそうです。
当然、今さら戻れるわけもなく、このまま実験は続行します。
ビンにいつも使ってるエンジンオイルとモリブデングリスを入れまして・・・
「おりゃー!」とビンを振って混ぜます。
当然、ダマができます・・・。
Youtubeの動画のように茶こしフィルターを使ってカブに投入します。
さて、走ってみた感想ですが・・・。
・低速域の加速は明らかに良くなった。
・しかし高速域がちょっとしんどくなった。
・ギアチェンジが気持ち硬く感じることが多くなった気がする。
・異音は減ったような気もするが何も変わってない気もする。
うーん、体感できるようなメリットはありませんでした。それより気になったのが、オイルの粘度です。
単に、粘度が上がって「低速域の加速が良くなって、高速域がちょっとしんどくなった」のだとすれば、むしろエンジン(というよりJA10の弱点であるカムチェーン周り)には悪影響しか無さそうです。
とりあえず、その後、800kmだけ乗って、早々にオイル交換することにしました。
その際、驚いたのですが、暑かったせいもあるかないか分かりませんが、オイルがシャバシャバでした。明らかに粘度が下がってるというか、やっぱりちゃんとしたモリブデンじゃないとダメなのかも。
ということで、やはり6.5万キロ走ってなんのトラブルもない、いつものカストロールGTXのみで行きたいと思います。
問題はこのオイルがJA59にどうなのかなーということですね。なんでも、ホンダのウルトラG1も10W-30から5W-30に変わったみたいですし。まあ、使いますが・・・。