カブのオイル交換にクルマ用オイルを使う(実践編 その3)

さて、オイルが抜けきったら、きっちりとドレンボルトを締めます。(ワッシャーを忘れずに)

その際、エンジンはアルミで出来ているらしく、締めすぎないことが重要です。トルクレンチがあれば規定値である24N・mで締める必要がありますが、私はいつも適当です(^ω^)

次に、オイルジョッキに、クルマ用のオイルを入れます。今回は途中でカストロールのGTX

が無くなったので、コメリのプライベートブランドオイル(4Lで1000円くらい)を開けました。

(しつこいようですが、10W-30 SL/CFかつGF表記無しであれば何でもいいと思います。)

なお、ここが結構重要だと個人的には思っているのですが、オイルジョッキに入れるオイルは730~740ml(680ml)程度が丁度良い気がします。

※後日分かったことですが、2万キロを超えたあたりで、アイドリングが不安定になり始めました。(エンジン始動後、止まる)どうやら、オイルの量が多いようで、今は680~690ml入れるようにしてます。

もし分量に不安がある場合は少な目が良いでしょう。というのも、エンジンオイルは多すぎてもダメ少なすぎてもダメなのですが、少ない場合は継ぎ足せば良いのですが、多い場合はドレンボルトから再度オイルを抜く作業を行わなくてはならないからです。

次に、エンジン上部のオイルフィラーキャップを緩め(手でOK)、抜き取ります。

あとはおもむろにオイルジョッキの先っちょを突っ込むだけです。

さて、最後のポイントですが、ちゃんとオイルが規定量内に収まっていることを確認する必要があります。しつこいようですが、多すぎてもダメ少なすぎてもダメなのです。

確認方法ですが、オイルフィラーキャップを戻して乗せます。乗せるだけです、回しません。

で、オイルフィラーキャップを抜いて、ゲージを確認します。下の写真のようにXXXXと書いてあるところの範囲内に収まってればOKです。

ゲージが見にくい場合は、軍手とか布切れでフィラーキャップを軽く拭いてから確認し直してください。

あとはオイルフィラーキャップを締めて終わりです。

なお、エンジンをかけてちょっと回してから測り直すと(大体少しゲージは減ります)ちょうどに収まってたりするので、オイルを入れた直後は量が多めになってても問題無いことが多いです。

あと、色んなサイトでカブのオイル交換方法が書いてあり、写真も上がってたりしますが、どうみてもクロスカブやスーパーカブJA10世代のオイルゲージは極端に短い(有効範囲が狭い)気がしますね。エンジンは多分旧式とそんなに変わってないと思いますので、単にホンダがキャップのゲージ幅を狭めて、オイルをちゃんと入れるのを促してるだけのように思います。

ですので、多少であればゲージから外れてても問題ないのではないでしょうか。

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