カブ110に取り付けた歴代リアボックス(主にホムセン箱)のレビュー その1

私はカブのリアボックスにこだわりがあります。

というのも、バイクを色々物色してたんですが、荷台が水平のバイクって全然(今は)無いんですよ。

つまり、カブをカブたらしめてる要素の1つが、この「水平の荷台」だと思うのです。そして、水平の荷台はまさに「リアボックス、好きに付けていいですよ」というホンダからのメッセージと読み取れるわけです。(勝手にそう考えてます)


ここで私のカブの使い方ですが、通勤に使うのはもちろんのこと、実店舗への買い出しにも使っています。

(我が家は奥さんが人ごみと料理が嫌いなので、私がもっぱら、買い出しと料理をします・・・)

我が家の近所にはスーパーやドラッグストアが多いのですが、買い出しって、結構奥が深くて、

・スーパーによって、明らかに得意な品がある。(チラシを見ても、毎週、決まった曜日にどこよりも安い金額で出てくるものがあるが、滅多に見直しがされず、スーパー側でルーチン化している。チラシに出ないものは、さらに長期においてもう価格が決まってしまっている)

・ただし、品物によっては、安いと言っても、そこまで大差がつかないものも多い。納豆はいつも59円のところもあれば、68円のところもある。その差9円しかないので、クルマでわざわざ「納豆はあっちのが安いから行こう」とはならない。(でもカブなら燃費がいいのであっちに行こうとなる)

・ドラッグストアは不定期な要素が強い。特に、キャンペーンを打たれたりして安いものは品切れを起こしていたりもする。また、毎週チラシの内容が変わる。

こういう状況なので、まあドラッグストアは日常品なので、毎週必ず行かないといけないわけでもないのですが、スーパーに関しては完全に「巡回ルート」が土日でほぼ決まっていたりします。

そうなってくると、燃費に優れるカブの利用ケースとして、最もピタリとハマるシーンの1つがこういう「スーパーの巡回」(たまにドラッグストア)だと思うのです。

そしてやっぱりスーパーとかドラッグストアではペットボトル飲料やキャベツ、白菜のような「重くて場所をとる物」、買うんですよね(;´・ω・)


となるとやはり、リアボックスは一定の大きさが必要になります。

これが小さいとスーパーの巡回なんてやってられないわけです。

長くなりましたがそれらを踏まえて、私が過去に購入し、実際にリアボックスとして使ったホムセン箱のレビューを書いていきたいと思います。

まず、定番、アイリスオーヤマのRVBOX460。(なんか取り付けた当時は私褒めてますね今見ると)

積載量・・・30L(少ない)

価格・・・・3000円前後(安価)

剛性・・・・高い(耐荷重80kgとのことで頑丈にできてます)

重量・・・・0.87kg

見た目・・・△(主観)

丁番・・・・不要(蓋を全外しすることなく、内部から荷物を取り出せる)

施錠・・・・何もしなくても可能(鍵付き)

その他・・・施工が難しい。底面にある「紐を通すための穴」がカブの荷台と微妙に合わないため、ゴムマットを挟むか、ホムセン箱側を削る必要があります。私は後者を選択しましたが、かなり苦戦しました。

また、RVBOX460には上記のように紐を通す穴があるため、それを活用するために、タイベルトを使ってカブの荷台と固定していたのですが、普通に盗難が心配でした。やはり外側からの固定は精神的に不安が残ります。

さらに、地味にストレスなのが、この蓋、取り外し可能なんですが、妙に簡単に取れるんです。その割に(特定の角度からしか戻せないので)取り付けるのが苦戦するという・・・(;´・ω・)

あと、やっぱり積載量の少なさが致命的でした。ヘルメットしか入らないので、スーパーで食材を買うと、もうヘルメットが入りません。となると、カブについてるヘルメットホルダーを使うことになるんですが、これがまた建付けが悪い・・・非常に使いづらい。仮にヘルメットホルダーを使ったとしても、二軒目のスーパーの荷物を持った状態で、ホルダーから外すのはかなりしんどいです。

結局、新しいリアボックス候補を探すことにしました。思えばこの時からリアボックス探しが始まったのでした・・・w


コンテナボックス #45

(私が買ったのはOEM品のUL-1017でしたが、いつの間にか廃版になってました)

積載量・・・45L(普通)

価格・・・・2000円前後(かなり安価)

剛性・・・・低い(ペラペラです)

見た目・・・◎(主観)

丁番・・・・不明。(当時、バックルを片方外して開け閉めを行い易くし、あとは適当に穴を開けて、蓋が落ちないように紐を通しただけでした。今度、丁番取り付けが可能か確認しておきます)

施錠・・・・加工すれば可能

これ、気に入ってたんですよね。容量もRVBOXよりだいぶ大きくて、見た目も◎

クロスカブにはすごく似合ってたと思います。欠点らしい欠点は無かったんですが、もっと積載量が欲しくなって、更新しました。普通に使う分、スーパー2軒分の買い出し程度ならこれで十分だと思います。

この時から取り付けには、ホンダの純正ステーを使いました。


トラスコ中山のODR-04D

コンテナボックス #45の次にさらに大きいリアボックスを取り付けたくなった私は、トラスコ中山のODR-04Dを買いました。

積載量・・・86L(巨大)

価格・・・・4000円前後(かなり安価)

剛性・・・・低い(ペラペラです)

見た目・・・×(主観)

丁番・・・・不可。(当時、取っ手を片方外して、適当に穴を開けて、蓋が落ちないように紐を通しただけでした。丁番も、改めて確認しましたが、どうやっても不可でした・・・)

施錠・・・・できるのかも分からないけども、多分厳しい。結局私は施錠できるようにしなかったです。

この辺から、巨大すぎて若干引くレベルになってきます。

でも、18ロールのトイレットペーパーが普通に縦に格納可能なので、その点はめちゃくちゃ便利でした。あと、2回くらい話かけられましたね。見ず知らずのオッチャンに「これええな?どこで買ったん?」とか(笑)

このODR-04Dをリアボックスとして使った際の問題は

・取っ手のところがバックル式ではないので、取っ手を取りづらい(取っ手2つのうちいずれかは外さないと開け閉めが面倒で仕方ないので)

・取っ手で、手を挟む(手のひらをツネる感じになる)ことが多く、何度も痛い思いをした

ということで、どうしても「コンテナボックス #45」でも厳しい場合は、

これが良いのではないかと思います。おそらく丁番を取り付けるのも楽で、施錠可能状態にするのも簡単だと思います。(ただ、私はこれは試してません)


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