カブのアクスルシャフトのナットは定期的に交換した方が良いらしい【危険】

つい先日のことですが、クロスカブ運転中に何かが落ちた音がしたんです。

平坦な(異常がありそうには無い)道路なのに「妙だな」と思ったのですが、急いでいたので、そのまま通り過ぎたのですが、すぐにバイクに異変がおきました。

・まっすぐ走りにくい

・軽くチェーンがケースに当たっているような音がする

これはおかしいなと思って信号待ちの際に後輪のあたりを確認すると、なんとリアのアクルスシャフトを止めているナット(マフラー側の19mmのレンチで止めるナット)が無くなっていました。




これにすぐ気づいた理由は、先日、少し思うところ(トルクレンチが無く、トルクが確認できないので、「締めすぎたかも」という気の迷い)があってこのナットを少し緩めていたのです。

そして、気になっていたものの、数日走ってナットのネジが、ぱっと見、緩んでなかったのでヨシとしていたわけです。しかし、実際には振動で徐々に緩んでいたのでしょう。

さて、ナットが無くなったことに気付いた後はもう恐怖そのものでした。どうしても時間までに目的地まで行かねばならないし、バイク屋に駆け込もうにも、朝早かったため開店していません。

仕方なくマフラー側のチェーンアジャスターを収納し(当該ナットが無いとチェーンアジャスターは取れて落ちてしまうため)、信号待ちの度に「マフラー側にアクスルシャフトが出ていること」を確認しながらおそるおそるゆっくりゆっくりと道の端を走りながらなんとか目的地まで着きました。

なお、普通なら絶対にこんな危険なことはやらない(できない)ところですが、先日のリアタイヤ交換の際に、このシャフトはちょっとやそっとじゃ抜けないことが分かっていたのと、チェーンも同様にめったに外れることは無さそうであること、帰路にはすぐホムセンがあるのでそこで代わりのナットが見つかればなんとかなるかも考えてのことでした。




さて、帰り道、文字通り命がけで立ち寄ったホムセンで(全くナットの知識が無かったのですが)、なんとか19mmのナットとボルトのセット(あわせて\80円くらい)を見つけ、バイクに積んでいるモンキーレンチと職場で借りたプライヤーを使って19mmナットを締めようとしたのですが、ちょっとだけなら締まるものの、それ以上は全くシャフト(ボルト側)にナットが入ろうとしませんでした。

結局、泣く泣くまたゆっくりゆっくりと自宅に帰ったわけです。なお、帰路はこのナットによりチェーンアジャスターが、明らかにおかしな状態とは言え少しは固定できる程度に取り付けられたのでかなりマシな状態でした。(もちろん、信号待ちの度に外れてないかを確認しながら帰りましたが・・・)そして、自宅で落ち着いてネットを調べまわってみたところ、ようやくホムセンのナットが入らなかった理由が分かりました。

どうやら、ホムセンのナットはピッチが1.5のもので、カブのリアアクスルシャフト用ナットは1.25のようなのです。なるほど、確かにシャフト(ボルト)を見比べてみるとカブのシャフトのギザギザの方が明らかに幅が狭い。

そしてここからが大変でした。ネットを調べるにつれ、ナットの種類への理解度は深まり、「M12、1.25ピッチのフランジ付きUナット」とやらがどうやら正解ということまでは分かったのですが、何故か「カブに使っている」という情報が全然出てきません。

そりゃ確かにこんなナットを無くす人なんて滅多に居ないわけですが、いくらなんでもここまで情報が出てこないと不安になります。ひょっとしてホンダから取り寄せないとイカンのかなと思い、以前お世話になったバイク屋に電話してみると、

「在庫等は持っておらず、常にホンダから取り寄せている。それにしてもあのナットは抜け防止の仕組みがあるはず。」




だったらなんで抜けたんや~とか思いながらも、もうこの時点で、今から取り寄せていると時間的ロスが大きく、休み明けの通勤に使えないため、オク等で急いでアクスルシャフトごと買うしかないのかと諦めかけていたのですが・・・。

1件ありました。情報が。

商品の答えが分かると、さらにもう1つ、嬉しい情報がありました。

とりあえず、リンクがいつ消えるかも知れないので情報を整理すると

1.クロスカブ(おそらく、カブは全て共通)のアクスルシャフトのナットは↓「ポッシュ(POSH) M12フランジ付きUナット」でOK。

話の流れとしては前後してしまいますが、私のクロスカブにも問題なく使えました。

2.U-ナット(ナット上部の羽の部分)は着脱を繰り返すと機能が失われる。

うーん、チェーン調整やらタイヤ交換のために何度も外したので・・・特にチェーン調整を毎週のようにしていた時期もありましたからそれでか。納得。


今回は本当に焦りました。ナットが無くなったことも焦りましたが、それ以上に代替品が全く見つからないのがキツかったです。

とりあえず、商品が届き、無事に以前のナットと同じように取り付けることが出来ました。

それにしても、まあもともと、適正トルクで締めてなかったのが原因っちゃあ原因ですが、ここの仕組みには問題がある気がします。抜けてはならないナットの抜け防止役を担っているのが事実上U-ナットの羽の部分のみってどうなんでしょうか。

総じてトルクレンチが無くて適当なことをしていたことが諸悪の根源ですね。トルクレンチ、やっぱり必要です。

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